はいさい!皆さんプロテインは飲んでますか?
筋トレで飲んでいる人が多数だと思いますが、美容やタンパク質摂取の補助として飲んでいる方もここ最近は増えてきています(*’ω’*)
私も運動後や、忙しい朝の朝ごはん替わりにプロテインを摂取しています。
そんなプロテインはタンパク質の栄養が主ですが、胃の機能が弱い人がタンパク質を摂取すると逆に体の負担になること知ってますか?
今回はそのことを主に伝えていきたいと思います!
●たんぱく質とは?
●胃の役割、たんぱく質との関係
●上手にたんぱく質を摂取するには?
たんぱく質とは?
簡単に言うと「体をつくる材料であり、体を動かすためのエネルギー」です。
筋肉や内臓、皮膚、髪の毛、爪、細胞や酵素、ホルモン、免疫物質など私たちの体を作る素になるのがたんぱく質です。
一部は微量ですが、アミノ酸としてエネルギーが消費される際に使われます。
たんぱく質には、
動物性たんぱく質(お肉、卵、)
植物性たんぱく質(大豆、)
の2種類があり、バランスよくとることが大切になってきます。
動物性に比べ植物性のたんぱく質は、消化に優しいといわれていますが筋肉を作るたんぱく質の合成反応が弱いことが分かっており動物性と組み合わせて摂取することで合成反応を高めることができます。
バランスよくとることが大切。では必要量は?
体重1Kg/1日。この摂取量がおおよその目安になります。
※大切なのは目安!であること。性別や年齢、運動習慣によって摂取量は変動します。
胃の役割、たんぱく質のと関係とは?
はじめにお伝えしましたが、胃が弱い人はたんぱく質を摂取することがデメリットになる場合があります。
●食べたものを胃に貯め、胃液と蠕動運動で消化して腸へ送ること。
※蠕動運動とは、胃は筋肉でできており伸び縮みする動きのこと。
胃は主に消化に関わる臓器です。胃には胃酸という消化酵素があり食物をドロドロに溶かします。
胃から分泌される胃液は3種類あり、①主細胞のペプシノーゲン、②壁細胞から分泌される胃酸、③副細胞から分泌される粘液があります。
①ペプシノーゲンと②胃酸は、たんぱく質を溶かす。
③の粘液が胃を守る。
この3つの胃液がバランスよく保たれて胃はお仕事をしているのです!
そのため、胃液が少ないとたんぱく質の消化ができなくなります。
→消化されなかったたんぱく質は、異物として体に認識されてしまいアレルギー反応をおこします。
また未消化のたんぱく質が腸へ届くと大腸で有毒アミンとアンモニアが発生!
その結果、腸内環境が乱れてしまいます。
上手にたんぱく質摂るには?
まずは胃の機能を高める高めることが先に必要となります。
胃の機能を高めるには
- 良質な睡眠 :睡眠不足は自律神経が乱れる原因です。その影響で胃の機能が低下。
- ストレス管理 :過度なストレスは交感神経を亢進させ①の結果につながる。
- 食べ方 :消化負担を減らすため、よく噛むこと。また食事中の水分補給は胃酸を薄める ため、少量程度に。食後に飲むなど工夫をする。
- 胃酸の分泌を促す食品を摂る :梅干しやレモン果汁、酢の物を食前に摂取する。
もともと、日本人は欧米の人より胃酸の分泌が少ない人種です。
そのため、日常的に胃の機能を高める生活の工夫が必要になってきます。
まずはよく眠る、よく噛むなど出来ることから意識してみるとたんぱく質の吸収が上手になってくるかもしれません♩